コラム 足の知識(足首より下)

足の知識(足首より下)

「足は人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である」とレオナルドダヴィンチは述べているように、足は人間にとって優れた構成をしています。

骨の構成

  • 赤ちゃん 300個の骨
  • 成人   206個の骨
  • 足関節の構成(片足26個、両足で52個の骨で構成)
    ※種子骨を含む場合片足28個、両足で56個
  • 7個の足根骨(距骨、舟状骨、立方骨、踵骨、外側、中間、内側楔状骨)、5個の中足骨、14個の指骨から構成されていて、そこに3つのアーチが存在します。

3点アーチ構造

3点のアーチを支えることで、正しい関節の位置や、神経の走行、筋肉の走行を保持、修正することができるので、ウインドラス機構が働き、理想の歩行へと近づけます。
他にも3点構造が連動し安定した働きをすることで、衝撃吸収と安定性が機能します。

内側縦アーチ

人間の3点アーチの一つである内側縦アーチ(載距突起、舟状骨、内側楔状骨)を構成する骨を選択できるので、一人一人違う形状の内側縦アーチのピークポイントを変え、アーチを保持することができる。
足が機能的に働き、適格にプロネーションを防ぎ、接地時の衝撃を分散し吸収することができる。

外側縦アーチ

アーチで最も重要とされる外側縦アーチを構成する骨(立方骨、第五中足骨)を支えることで、内側縦アーチだけではなく、足のバランスを取り骨格の歪みを修正することができる。

横アーチ

足の中足骨を支える機能を持つ横アーチ。指の間に多い神経や血管などの保護という意味でも有用的に働きますが、足趾の筋肉を機能させるためには横アーチが崩れていると機能しません。
ここを支えてあげることで、歩く際の足にかかる衝撃も吸収され、足の内在筋といわれる指を動かす筋肉なども働きやすくなり、指を使えるようになるので踏ん張ることができる。

足のクッション的役割(足底腱膜)

3点アーチがしっかりと機能するには、足裏にある足底腱膜という踵(かかと)から足趾に向かって扇状に貼っている腱の機能が重要になってきます。

ウインドラス機構

この腱が作用して働く機構をウインドラス機構といいます。
ウインドラスとは船のイカリを巻き上げる機械のことですが、足趾を上にあげること(背屈)で足底腱膜が巻き上げられアーチが挙上するためこのように言われています。

ウインドラス機構があるため、挙上したアーチは元に戻ろうとする力を生み出し、これが前に進むためのバネの役割(推進力)、クッション的役割となり踏み返し動作を容易にし、最小限の力で歩くことができるのです。

トラス機構

トラスとは、三角形を基本単位としてその集合体で構成する構造形式のこと。

立位で足趾を動かさなくてもアーチを保持している機構のことです。
これらの機構が働くため衝撃吸収などがスムーズに行われます。

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